昨日の稽古で、怪我が発生。
指導者として大きな後悔です。

状況としては、杖の素振りを行っているとき、弟子おじさんの下段返しがどうもしっくりこない。
肘が上がって威力も精度も出ていないようだった。

そのため、もう一人の道場生(人相悪い方)に杖をもたせ、それを打つことで見本を見せようとした。
まず手本、その次におじさんのやるように肘を上げるやり方。
その時、それは起こった。
杖をもっている彼の親指にまともに杖が当った。

もだえ苦しむ姿。
幸い骨や爪などには異常がなかったようで、打撲で済みましたが、過去、自分が被った怪我を想像し正直真っ青になりました。

痛々しい姿で稽古する姿は見たくないと思うと同時に、「怪我を絶対させない」と心新たに思うのでした。