さて、前回基本仕様をもとにデザインを決定したことを書きましたが、実は、デザインは土地が決まってから決まるものです。
何故か?
土地の形状と接道(つまり道路とどの方向で、どの程度の長さ接しているか)によって玄関やガレージの位置が変わるからです。
我が家の場合、土地が決まるまでに結構な月日を費やしたので、デザインが固まるにも時間がかかるはずでしたが、構想に合う土地を探したのが正直なところなので最初のデザインからほとんど変わりませんでした。

さて、デザイナーさんの図面から、工務店さんが模型を作成してくれましたので、それを紹介します。
実際には多少の変更がありますが、基本的な部分はかわりません。

↓これが全体図、床面積約40坪なので結構幅が広いです。
コストダウンのため、出っ張りを極力少なくしたので上から下までは寸胴です。
ここが野暮ったいところです。
2階の左右にはベランダがありましたが、これもコストダウンと住スペース拡張のためなしにしましたので、さらに地味な外観になります。
日々徒然

↓これが1階。
リビングだけで16畳、右の和室スペースは4.5畳、合わせて20畳と少しあります。
家族スペースをリッチにして家族団欒を計る考えです。
和室は30㎝上げて小上がりにしています。
右上が食品庫兼、嫁の家事スペース、ここにカウンターを作って勉強するらしいです。
日々徒然

↓こちらが2階。
前述したように、寝室のベランダはなくしたため、10畳位の広さ+ウォークインクローゼットのスペースとなります。
ちなみに、左が私たちの寝室。右が嫁の両親の寝室。間にチマチマある小さい部屋2つが将来の子供部屋。当分は私の勉強部屋にするつもりです。
日々徒然

↓実は天井裏収納を設けています。(真ん中部分)
断熱性能の高い家なので、屋根裏も色々活用できます。
屋根裏収納も後で倍の広さに変更しました(約10畳)
日々徒然

こんな形の我が家です。
完成が楽しみです。

続く
さて、久しぶりの更新です。
パソコンの調子がおかしく、IEが開けなくなってしまったためです。
最終的にはリカバリーをする羽目になり、とても歯がゆい思いをしました。

家を建てるに当って、
 ①資金計画
 ②基本仕様(主に性能面)
 ③工務店選び
と進んで来ました。
このうち、①と②については選択が重要であります。
つまり、何を選んで何を捨てるか、ということです。
③については①と②を決めてからそれに合わせてくれるところを探すのがよいと思います。
私は性能を選んだので、木のぬくもりも、漆喰の壁も焼板の外壁もあきらめました。
しかし、デザインまでもどうでもいいというわけにはいきません。
と、いうわけで次は間取りなどのデザインを決めていきました。

デザイン上のこだわりは、
 ①外観は多少野暮ったくても、中身をリッチに
 ②リビングはなるべく広く(6人世帯だから)
 ③1階リビングの脇に小上がりの和室を作る
 ④家事部屋をつくり、嫁のデスクスペースを設ける(嫁のこだわり)
 ⑤主寝室に勉強用のカウンターを作る(私の要求)
 ⑥子供部屋は最低限の広さにする(4畳程度でよい)
 ⑦両親の部屋と主寝室はなるべく対角に置く(両方とも2階だから)
 ⑧脱衣所はなるべく広く(洗濯物を干せる様に)

結構一杯要求がでました。
両親の部屋は老後のことを考えると1階に置くのが良いのですが、スペースの都合上2階にしました。
これには両親の抵抗もありましたが、コスト優先で我慢してもらった次第です。
まぁ今の老人は元気ですから、また、1階の小上がり和室が寝たきりになった場合の部屋となると説得しました。

こんな形で要求を出し、図面を出してもらいました。
工務店のデザイナーさんは才能ある方で、ほぼ要求どおりの形を具現化してもらいました。

図面は今後のお楽しみということで。

続く
先週末のこと、「見学したい」との連絡が入る。
また入門希望のようで快く見学を了解。

今週月曜日に来られたたが、道着持参である。
本部系の経験者らしい。(袴も着てたし)

1時間一緒に稽古しました。
当然、本部スタイルを引きずっておりましたが、岩間の技に対しては前向きな雰囲気を持っている様子でした。

本人に意向を確認すると、「私でよければ教えて欲しい」とのこと。
勿論断る理由は無く、入門を許可しました。

気になる年齢は・・・61歳!!!

平均年齢アップに貢献していただきました。
本部では既に3段をいただいていており、年齢的なことからも昇級、昇段を急ぐ必要も無いので、じっくり岩間の技を研鑽していってもらおうと思います。

しかし、何で私の道場は高齢者が多いのか?
ひょっとしてジジくさい稽古をしているのかしら?と思ってしまった次第です。
もう少しヒートアップしよう。
久々に新入門者がくる。
10数年前まで本部系統の道場で稽古していたとのこと。
岩間も行ったことがあるそうな。

年齢は58歳!!!・・・(^▽^;)
またおじさんではある。

しかし、一度稽古して見たところ、様々な癖があるにせよ、なんとなく稽古にはついていけそうな雰囲気です。

いずれにしても、気合を入れて共に稽古に励んでいきます。
今まで家を建てる経緯を述べてきましたが、先日、ローン決済しましたので一時現在に進みます。

家のローンは色々検討した結果、農協でおろすことになりました。
その経緯は後日として、先日つなぎ融資の決済が降りましたのでその様子を報告します。

つなぎ融資とは、ローンの決済が降りた後、家を建てるために必要な現金を前倒しで借りることです。
本来、ローンは家が完成した後降りるのが原則ですが、そんなことをしてたら建設に必要な資材や土地代金を払えません。(そもそも払えるならローンは必要ない)
そのため、つなぎ融資が必要となるのですが、その額はローン総額の60%。
今回は約2000万円になりました。(次回は無いか)

そのときの様子は、まず、農協の支部を訪問、昔の小学校の校長室みたいな部屋に案内されます。

そこには農協の融資担当さんが待っています。

待っていると、土地の売主、土地登記をする司法書士さん。不動産屋さん(売主側、買主側)がやってきます。
工務店さんは今回私と同行してくれました。

これらの方々が今回支払う対象者となるわけです。

工務店さんのアドバイスにより、売主さんには現金で渡すことにしていました。
その他、不動産屋さん(買主側)、司法書士さんへの報酬も現金で渡すことにしました。
その額約1千万!!

まず、融資担当さんに払い込み依頼書を渡す。現金分と振り込み分で計4枚。
金額を間違えたらトラブルの元なので緊張する。

それを持って担当さんが下の階に降りてゆく。

数分後、トレイに札束を乗せて再登場。
これだけの現金を見るのも触るのも初めてなので緊張する。

まず、司法書士さんへ、(先生と呼ばれる人には弱い)。
次に、不動産屋さんへ、(今回非常にお世話になりました)
最後に、土地の売主さんへと手渡した。
900万円の札束を持つと、つい頬を張りたくなるのは私だけでしょうか?(^^)
ずっしりの札束は持ち応え満点でした。
イザットハウスにかなり傾いてきた状況で、完成見学会に赴く。
今期は具体的に話になるだろうと思い、嫁も同行(チビ達はジジババに任せる)

現場に到着すると、庭の辺りで和気藹々と弁当を食べている一団を発見。
何と、施主さんと、工務店の人たちであった。
施主さんとの関係は良好らしい。

食事中のようなので、とりあえず家を見せてもらう。
思ったとおり快適な空気、高機能住宅の割には安っぽくない。
ところどころに無垢の床板がみられた。
屋根裏部屋も広々としていた。

そうしている内に社長さんがやってきたので、来意と私の家作りに対する思いを告げる。

・家作りは何を選び、何を捨てるかの選択だと思うこと。
・老人、小さい子供との生活の場なので、とにかく住み心地を選びたい。
・私は性能を選んだので、見てくれなどは半分あきらめている。
・とにかく予算内で性能重視の家を作る覚悟である。

そこで、社長さんの一言
「ご主人、それ(性能だけ)では余りにも夢が無いじゃないですか。一緒にいい家を作りましょうよ」

その一言で、ここで家を建てる覚悟が決まった。

とりあえず、間取りの希望を伝え、来週同じ場所でデザイナーの人を交えて打ち合わせることに下。

して、翌週。
デザイナーさんの案を見て、一目で気に入った次第です。
当然話を進めることになりました。

↓打ち合わせはこんな感じで


$日々徒然

続く
さて、イザットハウスの工務店を訪問し、参考図書をいただいた。
早速読んでみた。
高気密高断熱住宅の、そうでなきゃいけない意味、その構造、メカニズムが的確なデータと表現で書かれてあり、ものすごく納得感があった。
面白かったのは、高断熱ではなく、高気密でないといけない点。
穴の開いたストローを例にとって説明してあった。
つまりこうである。

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高断熱で省エネルギーな住宅にしようと思ったら、熱が逃げないよう高気密住宅にするのが必要条件である。
そして、高気密住宅は24時間換気をしなければ、当然息苦しくなる。
現在、新築住宅では24時間換気の取付が義務付けれられているが、それはこのような理由からである。
高気密住宅における24時間換気は、吸気から排気まで一連のシステムを計算し、効率よく空気が流れるよう設定されなければならない。
その時、穴の開いたストローのように、中途半端な機密性では空気が計算されたルートを流れない。
穴の開いたストローでジュースを啜っても上手く口に流れてこないのと同じである。

また、高気密な断熱設計によって住宅内の熱変位を少なくし、計画的な換気によって湿度も適度に保たれ、住宅の寿命を低下させる結露を防止できるわけである。
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結構はまってしまったので、やっぱりここにしようと決め、次の訪問を計画した。
ちょうどいい具合に、その工務店の完成見学会があることが分かる。
早速予約した。

続く
イザットハウスのフランチャイズ工務店にて建ててみようと思い立った。
次はどんな工務店か様子を見に行くことにした。

ウェブサイトを見て見るとちょうど「高気密高断熱セミナー」が2週間後に開催されることが分かった。
要予約なので、人数が立て込んで予約を取れなくなることを懸念し、早速申し込みフォームに入力して送った。

数日後、葉書が届き「当日お待ちしています」とのコメントが書かれていた。
丁寧な対応、好印象である。

さて、当日。
ウェブサイトには立派な自社ビルのイラストがあり、セミナーについても「車での来場可」とあったのでさぞかし立派なビルかと思いながら向かった。
しかし、なかなかビルが見つからない。
地図では出雲大社分院のすぐ前のように書かれているので場所は間違いないと思われる。
が、その周辺は雑居ビルが立ち並ぶ地区で、駐車場つきのビルは見当たらない。コインパーキングが何箇所かあるのみである。
仕方なく、路駐をして近所を探す。
そしたらすぐ近くにありました。

確かに、5階建てはある立派な自社ビルである。
しかし、隣のビルとは隙間なく建っているので、独立した建物に見えなかったのである。
しかも車を止めるスペースが全く見つからない。
仕方なく電話をして駐車場の場所を聞いてみた。
したら、「コインパーキングに停めてください」との回答。
なんか変だな、と思ったが指示にしたがい会場に向かう。

会場はビルの4階。セミナーなので会議室らしき物で行うと思い訪問。
エレベーターを降り”イザットハウス”の標示があるドアを見つけ、入って見た。
が、そこには会議室はなかった。ソファーが数脚あり、後は事務机が3個ほど。
場所を間違えたと思い、他を当って見たが、そのビルにはその事務所しか存在しないようであった。
段々雲行きが怪しくなってきたが、勇気を振り絞って事務所の中に訪問を告げる。
事務のおねぇさんらしき人が、「黒木さん、いらっしゃいませ」と迎えてくれたのでこちらの訪問は認知している模様。
しかし、通されたのは先ほど発見したソファー。

「???」(・_・;)
一体どうなっているのであろう?
そろそろ時間だが、セミナー参加者は?
なぞを残したまま時間を迎えると、
「あー、○○です。本日のセミナーを担当します」
と、講師の方がいきなり登場。

ここで、悟る。参加者は私だけであることを。
焦って申し込む必要などなかったのだ。
ともかく、いきなりセミナーが始まる。

参加者がシケシケの割には、内容はしっかりしたものであった。
高気密高断熱のメカニズムから、実際に立てた家(講師の方の家)の生データで住み心地を証明しているのは納得感が非常に持てた。

感心して聞いていると、左側に誰かの気配を感じる。
いつの間にかこの会社の社長が座っていた。(のんびりした登場だ)

講師の方とは気の置けない間柄のようで、色々呼吸が合っている様子。
資料もさくさく渡され、参考図書「住んで分かった、外断熱の家」も頂いた。

一応、今回の来意とどのような希望とどのような経緯で来たかを伝える。
社長さんによると、この工務店はおじいさんの代から続き、今の社長は3代目とのこと。
数年前から、高気密高断熱の家に特化して建てているとのこと。
社員(社長と奥さん)とお抱えの大工さんたちが食べていけるだけの仕事しかしないとのことなので年間10棟程度を建設の目安としていること。
それ以上はキャパシティがないので受けないとのこと。(外注では品質の懸念があるから)

益々、私の求めている工務店像に近づいてきた感じがした。

社長さんによると、まずは、参考図書を呼んで検討して欲しいとのこと。

呼んで見て納得すれば、もう一度お願いすることとしてその場はおいとました。

続く
昨日の稽古で、怪我が発生。
指導者として大きな後悔です。

状況としては、杖の素振りを行っているとき、弟子おじさんの下段返しがどうもしっくりこない。
肘が上がって威力も精度も出ていないようだった。

そのため、もう一人の道場生(人相悪い方)に杖をもたせ、それを打つことで見本を見せようとした。
まず手本、その次におじさんのやるように肘を上げるやり方。
その時、それは起こった。
杖をもっている彼の親指にまともに杖が当った。

もだえ苦しむ姿。
幸い骨や爪などには異常がなかったようで、打撲で済みましたが、過去、自分が被った怪我を想像し正直真っ青になりました。

痛々しい姿で稽古する姿は見たくないと思うと同時に、「怪我を絶対させない」と心新たに思うのでした。

昨日の23日、中小企業診断士の2次試験を受けに広島へ行ってました。

昨年1次試験を合格したが、2次で不合格。
2次試験は2回受けることが出来るので、今年ラストチャンスということで受験しました。
落ちたら来年1次から受けなおしなので、何とか合格したい。
が、後は結果を待つばかりである。

中小企業診断士。結構マイナーな資格である。
しかし、結構難関資格の一つで、合格率は、1次、2次共に20%前後。
1次2次通しての合格率となると、0.2×0.2=0.04=4%の計算になる。

科目も財務会計、企業経営理論、中小企業政策など、7科目もあり学習範囲は気が遠くなるほど広い。
昨年1次に受かったのが奇跡的である。

今年は2次ということで4科目の試験であったが、これも結構手ごわい。

①事例Ⅰ<人事戦略> 80分
②事例Ⅱ<マーケティング・流通戦略> 80分
③事例Ⅲ<製造戦略> 80分
④事例Ⅳ<財務戦略> 80分

トータル320分の試験時間、しかも全て記述式であり、体力勝負の様相を呈している。
10月に実施されるのは気候のいい時を狙ったとしか思えない。

1科目に付、80分でおよそ500~600文字戦略について書くわけであるから、手首は痛くなるし、歯を食いしばって書くので歯もガタガタである。

とにかく紙面を埋めるので精一杯であった。

合格するといいなぁ、と切に思うのである。

帰りは広島駅周辺でお好み焼きを食べようとしたら、修学旅行生で満杯。
仕方なくアナゴ飯を食し、新幹線に乗ろうとしたら、駅の食堂にお好み焼きを発見。
腹いっぱいであったが、やけ食いのように食べて帰りました。(^^)